ココロとカラダをやさしく癒してくれる自然の力のお話

● エネルギーで生きる私たち

エネルギーって何でしょう? 目には見えないけれど、確かにあるもの。例えば、電気や電波なども目には見えないけれど、確かに存在して、TVやパソコンを動かしてくれます。私たちの体も、ご飯や水など目に見えるものだけではなく、実はこの目に見えないエネルギーによって動いていることをご存知でしょうか? 一番わかりやすいのは空気かもしれませんね。また、例えば目には見えないマイナスイオンが体に良いといわれています。実際にご飯や食べ物は体の中で分解消化され、最終的にはエネルギーとなって私たちを生かしてくれているのです。

● エネルギーの乱れが体を狂わす

そのようにエネルギーによって生かされている私たちは、私たちをとりまくエネルギーの変化によって、実は大きく影響を受けているのです。例えば、月の満ち欠けなど、地球の引力という大きなエネルギーによって手術中の出血量が変化したり、海がめなどの野生生物が満月に出産をするように、人間も自然分娩では潮の満ち引きに陣痛や出産のタイミングが大きく影響されているという報告もあります。また、電磁波など人工的なエネルギーが、免疫を狂わす電磁波過敏症などを引き起こし、空気中のプラスイオンを増やしてイオンバランスを崩すなど、目に見えないエネルギーの影響は近年広く知られるようになって来ました。さらに、心の働きも目に見えないエネルギーのひとつと捉えてよいでしょう。実際、ストレスなど心の負担は、私たちのエネルギーを大きく消耗させ、病気を生み出す元となっており、その事実は多くの医療関係者にも認められてきています。


● エネルギーの乱れを修復するものは自然の中にある

森林浴や雨上がりのさわやかさ、滝や海風の中にはマイナスイオンが多く含まれていると言います。電化製品に囲まれ、エネルギーバランスが崩れたり、心が疲れた私たちが、このような自然環境の中で癒されるのは、自然界の持つ、匂いや音、光(いずれも目には見えないエネルギーですね)そしてマイナスイオンなど、複合的なエネルギーの作用によるものといえるのです。しかし、私たちの身の回の自然は、開発などによりどんどん消えて行き、さらに日常の忙しさの中で自然と接する機会は少なくストレスは増大し、エネルギーの乱れはますます大きくなるばかりといえるでしょう。


● 自然界のエネルギーを効率的に体に取り込む方法

そのため、私たちは古来さまざまな健康法によってエネルギーのバランスをとる方法を編み出し、日常に取り入れてきました。例えば気功やヨーガ、さまざまな呼吸法や体操などもそうですし、簡単なウォーキングや散歩などもエネルギーバランスをとる有効な手段といえるでしょう。また、食事法や生命力のある食材選び、健康補助食品などサプリメントによって物理的なエネルギー修正も有効ですね。実はこのような方法以外にも、エネルギーそのものを直接体にとりいれてそのバランスを修復する方法があるのです。


● エネルギーを持つレメディーとは

近年にわかに注目を集めるその方法が、レメディーといわれる、自然物から抽出される錠剤や液体を直接からだに取り入れる方法です。一般的になったアロマテラピー(これは飲用はできませんが)以外にも、さまざまな草花のエネルギーを体に直接取り入れることができるフラワーエッセンスや、希釈・振盪をくりかえし、より強力にエネルギーを摂取できるホメオパシーなど、直接自然界のエネルギーを取り込むことによって、体や心のエネルギーバランスを取り戻す方法があるのです。これらの方法は、食べ物とは違って体内で消化吸収する必要がなく、直接エネルギーとして働くため、即効性がある場合が多く、従来の方法ではなかなか改善しなかったケースにも有効に働く場合が多いようです。