まほろば「アルカヌム」ARCANUM 開発者談

紅景天

当時、九州宮崎県小林市の「活亜興」の大久保社長と縁が結ばれていた。社長は長年、薬草を求めて中国大陸に幾度となく渡り、秘境に分け入り、あのエリクサーにも入れたヒマラヤの岩塩「紅塩(ベイチ)」や「紅景天」というチベット標高3500〜5000mの山に美しく咲く高山植物を輸入されていた。この根を薬用として古来シェルパなど地元の人々が高山病予防に使っていた。この酸素節約作用を最先端医療科学でも研究して宇宙飛行士に常用させるほど薬効があった。

「仙人に賜りし草」と命名されたこの怪奇然とした根を手にした時、「これは使える!」と直感した。低温、乾燥、強風、酸素不足、強い紫外線、昼夜の激しい温度差など、過酷な自然環境の中で生息するため、紅景天配糖体やアグリゴンなど40種類もの栄養成分を含有しているという。中国最古の古典医学書「神農本草経」にも散見される。

チャーガ

そして、大ブームの「カバノアナタケ(チャーガ)」。これを、長芋でお馴染みの津別の壱石さんが冬場道東で採取したものを北見の佐藤社長が送ってくれたのだった。その頃、私は道立食品加工研究センターの生物工学科でエリクサーチーズの研究をしていたが、その主任研究員の長島さんが渡辺研究員とチャーガの抗HIV (エイズ)作用を調査してその成果を発表していた。その時、クロロランドで試験抽出したチャーガエキスを持ち込んで調べてもらった経緯があった。

今回の材料で共通しているのが、厳寒の自然条件で育つものは、生き抜くための強烈な生命力を内に秘めていることだ。それは人間内部の傷付き病める細胞を元に戻し、眠れる生命力を喚起する火種となる。今、道産物が珍重されるが、アルカヌムはロシア・シベリア産の、もっと厳しい大地で耐え抜いたもので、さらに効能が期待される。

ロシア・ノーベル賞作家ソルジェニーツイン氏の「ガン病棟」にも紹介され世界的にも有名になったチャーガ。中でもβ―D グルカンの含有量が極めて高い。アガリクスもグルカンを含有するが、比較して抗酸化作用SODが30倍もチャーガに多い。純粋アガリクスだけの製品でもβ -D グルカンの成分率が0.47gなどの物もある。実際、AHSSだけではβ―D グルカンは検出されづらいが、アルカヌムではチャーガの配分比が少量にも関わらず、100g中0.58gと高い。

母子里笹

大気が澄み切り、環境汚染がゼロ(車や粉塵や煙さえない)に近い天塩山脈のふもと。−41℃の日本最寒の地、北海道幌加内で育った笹。この母子里(モシリ)笹<クマイささ>は普通の笹に比べて色・香りは勿論、生命力に富み、多糖蛋白やビタミン・ミネラル類、リグニンなどが大量に含まれている。単糖のアラビノースとキシロースが結合した多糖類アラビノキシランが傷ついた細胞を修復し、リグニンが細胞間を結びつける「つなぎ」の役割をして活性化させる。

このアラビノキシランの情報が米国に輸出されて話題になり、今逆輸入されて拡がっているという。あの胃がんの元凶ヘリコバクター・ピロリ菌を撲滅することが臨床試験で証明されて、オーストラリアのピロリ菌の発見者Barry JamesMarshall(バリー・J ・マーシャル)西オーストラリア大学微生物学教授もこの笹エキスに注目している。又「日本代替・相補・伝統医療連合会議」通称「JACT」の会長・渥美和彦東大名誉教授も自ら幌加内のクロロランドモシリまで視察に出向かれているほど惚れ込んでおられる。この「循環多段式加圧抽出法」による抽出率が他の湯水式などに比べて大きな差が出ている。

天上の峻厳さと天上の精華

ロシア・シベリアの極寒の地に生育するチャーガ。豪雪と寒風の吹き荒ぶ中で耐え抜いた菌子体。白樺にとってガン細胞と言われるチャーガはホメオパシーを思わせる同種同毒療法として人間のガンの波長と、互いに打ち消し合って正常細胞に復帰しようとする。

朱鞠内湖を臨み、3mの積雪に覆われる幌加内町母子里の大地に、太陽エネルギーを貯えて青々と葉を茂らせて冬ごもりする母子里笹。鉄筋コンクリートと同じ強度を持つ笹の細胞壁。その強さは、空気を浄化し、その地下茎は密生し土砂流出を防ぎ、何よりも大切な清水を潤沢に貯えてくれる。全てその大地のエネルギーが笹を通して変換し、噴出しているのだ。笹は大地の代弁者でもある。

そして、紅景天。チベット高原5000mの高地、強烈な紫外線、人が高山病にかかり易い超低量の酸素量、頂を駆け抜ける寒風と雪氷。そして、この世の風景とは思われないヒマラヤからの眼下。この超絶的風景を見ながら育ち、純一無雑なる聖気をはらんでいった紅景天。まさに天上の花、紅景天。紅景天の根、チャーガの茎(菌茸)、笹の葉。チベット、ロシア、日本。

その幾重にも重なった三位一体となった天の秘薬。その三角地点の頂上には天上がある。その三点の一物に、植物の全体がある。地上最も厳しい所で育った植物は、地上の多くの人々に、最も高き癒しの権威が与えられた。人の知識や経験によった栽培植物でなく、神が天与の場と霊的精気を与えた神の化身、高次元・高エネルギーの野生原種の集合体なのだ。

ARCANUM

このかつてない取り合わせを考えた時、何か「天与の贈り物」としてのイメージが膨らんだ。その時、明治薬科大学名誉教授;大槻真一郎先生から戴いた「錬金術事典」を何気なく開いてみると「アルカナ」という文字が目に飛び込んで来た。よく見ると何と「天の秘薬」と書いてあるではないか! 「これだ!!」と胸が高鳴った。

そこにはこう書いてあった。「・・・このアルカヌム(ラテン語arcanum 「天の秘薬」← arca 「箱、金庫、大事なものをしまっておく大切な箱」) は一つのカオスであり、風で漂う羽毛のように星によって導かれるうるものである。・・・そして『近代医療化学の父』パラケルススは『アルカナ(アルカヌムの複数) とは実際、性質と能力のことであり、揮発性で、物体的な形をもたず、カオスであり、明るく、透明で、・・・』と説いた」とあった。そして、躊躇なく「ARCANUM /アルカヌム」と名付けた。

奇跡的快癒

「バイデジタル・0―リングテスト国際学会」(12 月に報告)があり出席した折、紹介された日本バイデジタル・0ーリングテスト歯科学会会長の福岡明先生に、0―リングテストを懇切にご指導戴いた。何度か、東京日本橋の福岡歯科医院を訪れた際、この「アルカヌム」をO −リングテストでチェックして頂いた。プラス6という最高値を示した。

その時、福岡先生から、ご自身に大腸ポリープがあることを告げられ、その内視鏡写真も見せて頂いた。その局所部位には、このアルカヌムが他のサプリメント等よりプラス反応が強く、しかも一回3 滴で良いという結果が出た。それを服用されて、2 週間後の手術の日、内視鏡でそのポリープ部分を確認するも中々見つけづらかった。何と1cm ほどに縮小していたのだ。それで開腹手術の必要がなくなり、即内視鏡で切除出来、翌日には退院出来て、お祝いの酒を飲まれたということだった。

この報告には、我ながら驚くばかりだった。一挙に、日本における0―リングテストの最高技術者・理解者の体を通して実証されたということは物・事ともに奇跡的な出来事であった。福岡先生のような御高徳な方に理解された事は何に増しても幸運であり、幸先良いスタートを切ったのだった。全国何ヵ所かの医療機関で「アルカヌム」の臨床試験を行っていただくことになっている。

エリクサーとアルカヌム

この「アルカヌム」もエリクサー無くしては出現されないものだった。エリクサーはあらゆる何かを引き出す「天上の糸」のような牽引力を備えているのだろうか。無言の言、無形の形、無香の香、無力の力をもって、何かを伝え、何かを広げ、何かを高める。それは何。それは誰。それは何時。

先に紹介したパラケルスス。その著書「自然の光」の最後の結語を見て驚いた。そこには何と「エリクサー」と「アルカヌム」が二つながら連なって出ているではないか。そして、説いている。アルカヌムやエリクサーの先に存在する者、前に続く物、後に変わらぬもの。それが大切だといっている。

私はキリスト信者ではないが、言っていることは、人類万国に共通する意識、大いなる存在ではなかろうか。ある科学者が呼んだサムシンググレートであり、世界的自然農法家・福岡正信翁の説く大自然でもあり、老荘諸家の顕した道であり、バッハやモーツアルトに囁く聖霊であるかもしれない。

その一物から全体に流れ来るもの。
その先端に一人一人の存在があり、森羅万象がある。
そして、その先端から元の一者に還す力、気付かす閃ひらめき、呼び戻す声。
それが、エリクサー水のひとしずく、アルカヌムの一いってき滴でもあるのだ。
その滴々の初め、その流々たる河の先に、大いなる命の海がひろがっている。


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