●大手百貨店食品担当部長様より
・鶏のモモ肉の塩焼きに使用した結果
「鶏のモモ肉の塩焼きでは、どんないい塩を使っても焼くと30%程度肉が収縮します。雪塩の場合は、すり込み後2時間常温放置した後で焼くと、肉の切断面が盛り上がり、つやが出ています。焼き上がり後の収縮は10%で、ドリップ(したたり)もわずかでした」
・水ナス、白菜、きゅうり、大根の漬物に試用。下漬けに雪塩を使った結果
「下漬け時の水の上がりが早い。塩分濃度が低いのにそうした現象がおきたのは、ミネラルの働きによるものか。製造時間の短縮につながるかも知れません。本漬け後の味もまろやかで、とんがったところがありません」
●そうめん老舗メーカー様より
・そうめんの製造に試用した結果
「7月初めに使いました。小麦粉と塩水を合わせるときに軋み音が出ましたが、工程がスムーズに進み、コシがあって延びやすい麺ができました。この時期の麺(夏麺といいます)は、塩辛くなるのですが、塩辛さを感じさせない非常においしい麺ができあがりました」
「麺を延ばす工程がすごく楽で、職人が驚いていた」
「置いておくだけで熟成が進むので、工程が大変早く進んだ」
● こだわりのハム、ソーセージ製造・販売店店主様より
・ハム、ソーセージ作りに試用した結果
「材料に塩を混ぜて寝かせるとき、雪塩は混ぜるとすぐにねばりが出た。このことから浸透の早い塩だと思う。雪塩を混ぜた材料は、翌日には十分な粘りが得られたため次の工程に移れたが、一緒に練った専売塩を使った方は翌々日までかかってしまった」
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