★イタリアン、フレンチでも人気
<科目:キク科/抽出部分:蕾・葉>
アーティチョークは地中海東部沿岸原産のキク科の多年草です。別名チョウセンアザミともいい、栽培の始まりはギリシャ・ローマ時代にまでさかのぼる。
原産地は地中海沿岸のエジプトで、15世紀にはイタリアに、16世紀にはフランスやドイツ、イギリスに伝わったといわれ、中世には薬草として大変珍重されていました。
イタリア料理やフランス料理で食用として供されるが、特にアルコール度数の高い酒を飲むときに茹でたアーティチョークをつまみにすることが多い。
これは、アーティチョークの肝臓の機能を強化する働きに目をつけた欧米人の生活の知恵であるといえる。20世紀始め頃から生物学者たちによって様々な研究が行われ、薬用には葉と蕾が使われている。
★食べ過ぎ、飲みすぎの味方
<毎日の摂取が決め手>
お酒や高脂肪の肉類、タバコやストレスの害から体を守りいたわるアーティチョーク。昔から民間療法の知恵で肉料理の付け合せにもちいられてきました。
食品としてのアーティチョークは、花床であるが、薬効成分をとりだすことを目的としたエキスは、葉とつぼみから採る。
食用以外の部位は、強い苦みをもっているが、この苦み成分のシナリンが胆汁の分泌を促し、総合的に作用し働きを良くします「。
苦味質等はアルコールの飲み過ぎなどによって身体に大きな負担を掛けている人にとても役立つ栄養物質です。アーティチョークは脂っこいものを好む方の消化の問題を助けます。
アーティチョークエキスは我々の体内のカロリーコントロールにもかけがえのない働きをします。アーティチョークを食べた後、血中のコレステロール値が下がるという実験結果が世界中で報告されており、コレステロールを分解するシナーラという薬品もアーティチョークから生成されているのです。
脂肪の代謝を助ける働きがあるため、老廃物を除去する作用に優れたイラクサと組み合わせて、ダイエット目的に使用されます。
今日、アーティチョークには様々な働きをもつことが生化学的に解明されており、代表的な例としては、胆汁分泌、血液中の脂肪代謝、軽度の利尿作用、胃のもたれや膨満感、上腹部の痙攣症状があげられます。
アーティチョーク圧搾エキスはドイツ連邦政府医薬品・医療機器庁(BfArM)によって生薬として認定されている。
★成分と使用目的
<主な成分>
苦味成分のシナリン、シナロピクリン、フラボノイド、精油、トリテルペノイド、イヌリン、ビタミンA,B,C、ミネラル、酵素類、ステロール、サポゲニンなど。
<こんな方にオススメ>
お肉が好きで負担が心配、つい食べ過ぎてしまう、お酒の機会が多い、消化不良、ドロドロが気になる方など。
反適応
キク科植物のため、キク科アレルギーをもつ人の使用には注意が必要である。胃酸過多による障害がある場合には、症状を悪化させる恐れがあるので、避けた方がよい。
★栄養成分100g当たり
<(財)日本食品分析センター>
エネルギー |
36kcal |
たんぱく質 |
0.9g |
脂質 |
0g |
炭水化物 |
8.2g |
ナトリウム |
14.2mg |
(財)日本食品分析センター |
★原材料・価格など
◎名称: アーティーチョーク濃縮エキス
◎原材料名: アーティーチョーク
◎価格: ¥2,916(税込)
◎内容量: 200ml
◎保存法: 冷暗所に保存。開封後は栓をきちんと閉め、冷蔵庫に保管し2〜3週間以内に飲み終えて下さい。
◎原産国: ドイツ連邦共和国
◎輸入元:潟ニコ
◎ご使用法: 1日に大スプーン1 杯を2〜3 回(約7〜10日分)。
原液そのまま、または水などで2〜5倍に薄めてお飲みください。飲みにくい場合は、ジュースに混ぜたり、ハチミツなどの甘味を加えてお召し上がりください。ヨーグルトやルイボスティーに混ぜると、さらに美味しくお召し上がりいただけます。