
加齢とともに、足腰や膝関節などに問題が表れる方は、意外に多いものです。運動不足や、怪我・病気など原因は様々ですが、こと医学的な治療となるとステロイド剤や非ステロイド系消炎鎮痛剤などによる対症療法が主体となります。副作用が強いうえ、根本治療にはなりえませんので、多くの方は治療に二の足を踏む場合が多いようです。日本では軟骨剤やグルコサミンの人気が先行していますが、日本に比べて関節炎患者がはるかに多いアメリカなどで、最も高い人気を誇るのがMSMであり、愛用者も多いといわれています。フードネイチャーはこういった症状でお悩みの方に最適な天然栄養素を独自の配合でブレンドした新しいサプリメントです。副作用の心配もありませんので、安心してお使いいただけます。アレルギーや副作用などのために治療を敬遠されている方にもオススメです。
*MSM簡単早分かり
MSMの主成分は樹液から生まれた天然の有機イオウです。体内ではカルシウム・リンについで3番目に多いミネラルです。イオウは健康な関節、筋肉、皮膚や髪、爪を作るたんぱく質やアミノ酸の合成に欠かせないミネラルで、コラーゲンの柔軟性を高めたり合成を促進したり、コラーゲン繊維をお互いに結びつけるなどの働きがあります。イオウが不足すると、軟骨や腱、骨などの構造が弱くなるだけでなく、皮膚の保湿力や弾力性が損なわれますので、しわやタルミなど肌機能の低下にもつながります。1日に必要なイオウの量は1〜3gといわれています、新鮮な果物や野菜、肉、魚、牛乳、卵などにも含まれていますが、熱に弱く、調理の際に減少してしまいます。また、体内でも生成されますが、年齢とともに体内のイオウは減少します。イオウを体が利用するには、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB6、B12、イノシトールなどが不可欠です。さらに、ビタミンCと一緒に摂取すると、より効率的に吸収されるとの研究報告もありますので、マルチビタミンミネラルとの併用がお勧めです。 |
グルコサミン(2−アミノ−2−デオキシ−D−グルコース) |
グルコサミンは、天然に存在するアミノ糖の一種で、動物の細胞・繊維・組織・器官の間を結合させる組織中に、ムコ多糖類や糖タンパク質の構成成分として広く存在しています。
グルコサミンは、体内でつくられますが、加齢などにより合成量が減少してしまいます。動物の皮膚や軟骨を摂ることで摂取することもできますが、日常の食事の中で、決定的なグルコサミンの供給源がないのが現実です。 |
植物性グルコサミンとは |
従来のエビやカニの甲殻からつくられるグルコサミンと違い、植物性グルコサミンは植物のデンプンを原料にした発酵法によって製造されます。そのため植物性グルコサミンは、ベジタリアンと甲殻類アレルギーの人も摂ることができます。また海の生物と甲殻類の養殖に伴う可能性のある不純物や環境汚染などを避けられます。 |
MSM:有機イオウとは |
MSM(メチルスルホニルメタン)は自然界に広く存在する有機イオウ化合物です。MSMの故郷は海です。海中の微生物が海水中に放出したイオウ化合物は、すぐに揮発性のイオウ化合物に変化して大気中に出ます。
大気中のこのイオウ化合物はオゾンや紫外線に酸化されて、MSMになります。生成されたMSMは雨水に溶け込んで地上に降り注ぎ、植物に取り込まれて濃縮されます。確かに自然界には豊富なMSMが存在しますが、最も多くMSMを含むものでも含有量は数ppm(百万分の1)程度であり、樹木から直接MSMを商業的に採取して利用することは非現実的です。
MSMは、イオウの供給源になります。イオウは、結合組織のタンパク質であるコラーゲンを形成する化学的なつながりなど生体に広く含まれています。MSMは、自然の中で生成されて雨水に溶け込み、植物によって吸収されます。そのため、微量のMSMは新鮮な果物や野菜、穀物、さらには加熱殺菌していない牛乳にも含まれています。しかしこれらに含まれるMSMは微量なため、食べ物だけで十分なMSMを摂取することは困難です。
フードネイチャーのMSMは、樹皮から得られた原料を酸化させてつくります。このプロセスは大気中でイオウ化合物が自然に酸化してMSMになる過程と同じであり、自然に存在するものと化学的に全く同じMSMがつくられます。
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蒸留法によるMSMの利点 |
MSMの精製には結晶化法、蒸留法の2通りがありますが、フードネイチャーで使用しているMSMは蒸留法によってつくられています。蒸留法は、沸点の差を利用し、熱を加えることで純粋なMSMと不純物・副産物を分離する方法です。この蒸留法で、高純度のMSMを生成することができます。一方、結晶化法の場合、低コストですが、MSMの純度は未加工原料の質と製造手順に大きく左右されます。
(Van Hook A. Crystallization: Theory and Practice. New York, Reinhold Publishing
Corporation, 1963:192-237.)
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ショウガ標準化エキス |
ショウガの根茎
ショウガ(Ginger:ジンジャー)は、熱帯アジア(インド、マレー)を原産とするショウガ科の多年草で、日本には2600年以上前に渡来しました。その根茎は、辛味と香気とがあり、食用や香辛料として使われているお馴染みの食材です。
辛味の主成分は、ジンゲロール(gingerol)で、これを基準量含むものが標準化エキスです。フードネイチャーのショウガ・エキスは、水とエタノールだけで抽出した標準化エキスです。
通常のエキスと標準化エキスとの違い
ショウガには、オレオレジンやテルペン類などが含まれています。しかしショウガは、自然の作物ですので、その中に含まれる成分は、産地や季節、栽培条件によって異なります。したがって、ショウガの通常のエキスに含まれている成分も一定ではありません。
これに対して、ショウガの標準化エキスは、オレオレジンの1つであるジンゲロールという重要な成分に注目し、それが5%を基準として含まれるエキスです。期待する成分を安定して摂れるのが標準化エキスの利点です。
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